初心にかえる

遠藤 麻衣子

AZABU SALADA様のオープニングのお手伝いとスタッフトレーニングで5日間、岡山に行っていました。

最初の第一声は「はじめまして、遠藤です。社内で一番怖いマネージャーと呼ばれています・・・よろしくお願いいたします♡」という自己紹介から・・・笑

飲食店のオープニングは本当に大変な上に、5日間でできることは限られていましたが、私が最初の自己紹介で脅すまでもなく、Bossが「こんにちは、鬼軍曹の本池です。よろしくお願いします。明日は僕よりさらに怖い人が来ますので、頑張って下さい」と他己紹介もしてくれていたらしく・・・

みなさんから「とにかくめっちゃ怖い人」と思われていたことを後から知りました・・・笑

最初に「私は厳しいです」「怒らせると怖いです」と伝えるのは、実は初歩的なことで怒らずに済むようにです

とにかく時間が限られていたので、怖がられているくらいが丁度いいのです

そして・・・「だけど、大切なポイントは3つだけです。この3つができなければ怒ります」と何をしたら叱られるのかも一番最初に明確にしておきます

①笑顔でいること
②元気のいい返事と挨拶
③一生懸命

「簡単でしょう?どんなに失敗しても、笑顔をキープできて、元気よく返事ができて、いらっしゃいませとありがとうございますが言えて、一生懸命だったら・・・絶対に怒らないですからね」「でも、この3つができなければお客様の前に立たせませんので、裏に下がってもらいます!」と約束してから研修を始めます

最初からあれもこれもはできないので、本当にシンプルなこの3つだけ。「簡単でしょう?」とみんなには言ったけど、シンプルだからこそ難しくて、とても大切。

そして、研修はこの「3つの約束」を含めた「ミッション」「チームワーク」「オープニングとは」「ホスピタリティサービスとは」を座学で少し触れ、初日はもうひたすらロールプレイングを繰り返し、残りは実戦で教えるしかありません

残り4日間はどっぷり一緒に現場に入りました

オープン初日は、当然のごとく考えていたポジションは全てひっくり返り、何年か振りにバリスタとデシャップまでさせていただきました・・・笑

緊張しながらも一生懸命なスタッフさん達・・・

おかげで一度も怒ることなく、毎日笑顔と笑い声いっぱいで、研修とオープニングを終えられました

20歳前後の若くて可愛らしいスタッフさんに囲まれて、楽しい時間をすごさせていただきました

やっぱり「一生懸命」に勝るものはないなと実感

「偉そうなこと言っておいて、私こそ毎日こんな気持ちで、ちゃんと一生懸命に働けていたかな?」と自分を省みて、初心に戻らせていただきました

私自身が誰よりも学ばせていただき、そして、みなさんのフレッシュなパワーをもらってちょっと若返った気分にもなりました♬笑

 

とにかく全員、可愛かった♡

岡山にも可愛い子ちゃんができてしまいました♡♡♡笑

遠藤 麻衣子
紅茶講師、ティーコーディネーター、ロンネフェルト社認定ゴールドティーマイスター、日本ティーエキスパート
大学を卒業後、結婚を期に鳥取県に帰郷し、主婦と仕事の両立をおこないつつ、紅茶を学び、ロンネフェルト社認定「ティーアドバイザー」「シルバーティーマイスター」の試験を共に日本一の成績で合格。2012年秋にスリランカでのトレーニングを修了し、念願の「ゴールドティーマイスター」の認定を受ける。 「1杯のTeaを美味しく煎れることは、自分を大切にすること、1日を丁寧に生きることに繋がる」という信念のもと、紅茶文化を広めながら、女性のためのライフセミナー、企業向け販売セミナーなど県内外、東京でも人気の講師である。
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